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スポーツライター酒井政人氏「近年の箱根駅伝と東京五輪」の講演を実現

スポーツライターとしてマスコミでお馴染みのあの酒井政人氏(平成11年卒)を講師として総会にお迎えし、「近年の箱根駅伝と東京五輪」をテーマに講演を頂きました。

近年の箱根駅伝の必勝パターンは1区でスタートを高位置につけ2区で勝負、3.4区でキープ、5区で再勝負。
復路は6区で流れをつかみキープしながら粘り強く上位を狙う。そんな流れが主流となっている。どのチームも2区5区のスーパーエースの確立が求められている。

スーパーエースを作るには
①スカウティングの充実(環境・条件) ②切磋琢磨できるチーム作り ③トレーニング方法の進化

各校の傾向として「青山学院大」ブランド校として自然とトップクラスの選手が集まり、選手同士が切磋琢磨できる環境にあり、トレーニングにメリハリをつけ、距離走、ビルドアップ走、朝練のみ、ジョグ、テクニカルT等、選手にトレーニングの意味・目的意識を持たせ行っている。原監督自身が箱根の経験がないからこそ、改革が出来ているという。「東海大」は大学との連携のもと、好条件でのスカウティング、低圧・低酸素空間でのトレーニング施設の充実。米オレゴン大学のトレーニング方法1600mインターバル等を取り入れトレーニングの進化を計っている。

追随する新興大学「国学院・帝京・創価・東京国際大等」は
①トレーニング施設環境の充実
②多数の選手の獲得・競わせてレベルを上げ、エースを作る
③タイミングを計り、外国人留学生を入れ更なる高みを目指す
④ハーフ・10000m・5000m選手の得意とするレースに出させ自信をつけさせる
⑤最新のアプリを使い個々の選手の体調・体力・ぺース等の見える化してトレーニングに活かす
酒井氏曰く、筑波大が20位とすれば農大は現在22位の位置にある。しかし、やり方次第で近々年復活も不可能ではないとする。朗報として今春ブランド高校からのスカウトもでき、また彼が入るなら小指監督の元、一緒にやりたいという選手も入学するという流れが出来つつある。

また東京五輪・流行のナイキの厚底シューズについても聞いてみた。五輪は今後ワールドランキング制度となり国内での標準記録より海外レースでポイントを稼ぐ流れになり、日本人には厳しい環境になるとのこと。ただ高速レースの中でもトップ集団では勝負せず、30kmからのビルドアップによってはメダルに手が届く可能性もある。厚底シューズは10000mで1分、マラソンでは2~3分はタイムが縮んでいると思う。ただし履きこなすためには相応の筋力が必要、現役から30年となまった私の足では履きこなせないという。「そうだよねと」と納得。
最後に酒井氏は大学在学時からスポーツライターを目指したとのこと、当時はどうしたらなれるのか、そんな専門学校もなくノウハウもなく、しかし一途に目指したところ、協力者が現れ、つてが出来その道が開けたとのこと。やはり「パッション・情熱」であり、それを持ち続けることが大切。現役選手・OBOGもパッションを持ち続けること、ともに頑張りましょう。頑張れ農大!

レポート 昭和62年卒 婦木重秋

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